株式会社アドバンスゲート

COULUMNコラム

キャリコンにしだと
スーちゃんの心理学コラム(23)

“勇気”がマネジメントを変える?
アドラー心理学に学ぶ3つの力

にしだスーちゃん、最近マネジメント層の相談で、「部下が育たない」「指示がうまく伝わらない」って声をよく聞くんだよね。

スーちゃんうんうん、リーダーや管理職の方って、「成果も出さなきゃ」「人も育てなきゃ」って、すごく板挟み状態になってますよね。

にしだそうなんだよ。
でも実は、そんな現場で必要とされているのは、“技術”や“理論”の前に【勇気】だったりするんだ。

スーちゃんえっ!?「勇気」ですか?
経営やマネジメントって、ロジカルで計画的な世界のイメージですけど…。

にしだ確かにそう思うかもしれないね。
でもアドラー心理学では「人生を前向きに生きる力」=【勇気】こそが、すべての土台だとされているんだよ。
特に『嫌われる勇気』では、マネジメントにも活かせる“3つの勇気”が紹介されているんだ。

スーちゃん3つの勇気…!? 経営や人材育成に、どうつながるんでしょう?


にしだまず1つ目は、「不完全である勇気」
これは「完璧な自分じゃなくても、意思決定していい」と思える力のことなんだ。

スーちゃんあ、それ…めっちゃ大事ですね。
経営者の方って、「決断は正しくなければならない」ってすごくプレッシャー感じてる方多いですよね。

にしだそう。だけど実際の現場では、情報は不十分だし、状況は刻々と変わる。
そんな中でも「今の自分にできる最善を選ぼう」と思えるかどうかが、前進する組織には欠かせないんだ。

スーちゃん「間違えたらどうしよう」って思って動けなくなるより、「今の時点でベストを尽くす」って発想が必要なんですね!


にしだそして2つ目が、「失敗する勇気」
これは、「行動すればミスもある。でも、その先にしか成果はない」と受け入れる力。

スーちゃん…たしかに。
「部下が失敗しないように」って先回りしすぎる上司って、部下の成長を止めちゃうこともありますよね。

にしだそうなんだ。
「部下の挑戦を見守る勇気」も、上司には必要。たとえばプロジェクトの任せ方にしても、「任せたら失敗されそう…」と全部引き取ってしまうと、部下は“任せてもらえなかった体験”として記憶する。

スーちゃんうわ…それ、ありそう…。
上司として「自分が失敗したくない」という気持ちが強いと、部下の挑戦の芽を摘んじゃうんですね。

にしだその通り。
“失敗しても一緒に考えればいい”という土台がある職場は、挑戦が生まれるよ。


にしだそして3つ目は、「過ちを認める勇気」
これは、リーダー自身が「私の判断が間違っていた」と素直に認める力。

スーちゃんうぅ…上司が間違いを認めるって、すごく難しそう…。

にしだでもね、部下の立場からすると、「あの人も悩んでるんだ」「ちゃんと振り返ってくれるんだ」って信頼が深まるきっかけになる。
完璧な上司より、“対話できる上司”のほうが、部下は育ちやすいんだ。

スーちゃんなるほど…。
マネジメントの場面でも、「弱さを見せられる勇気」が信頼の土台になるんですね。


にしだこの“3つの勇気”が、経営判断や部下育成の現場に根づいていくと、
組織は「評価される場」から、「成長できる場」へと変わっていくよ。

スーちゃん「成果を出す」だけじゃなくて、「人が育つ」組織になるってことですね!

にしだそう。
そして、キャリアの転機に悩む経営者・管理職の方には、この勇気を自分の選択にも向けてほしい。

スーちゃん保険の見直し相談とかでも、「こんなこと聞いていいのかな」って勇気が必要ですよね?

にしだうん。「守り」や「仕組み」を整えるって、本当はすごく前向きな行動。
だからこそ、必要なのは“決断する勇気”ではなく、“動いてみる勇気”なんだよ。


スーちゃん勇気って、「無敵のリーダー」になるための力じゃなくて、「ありのままの自分で進む力」なんですね。
不完全なままでも、失敗しても、間違えても、人を育てていける。その姿勢こそが、信頼されるリーダーの条件なんだなって思いました!


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